自然と歴史を満喫しよう!常陸風土記の丘
常陸風土記の丘は、1979年に石岡市鹿の子遺跡が発掘され、たくさんの埋蔵文化財が発見されたことにより、これを保存する目的でつくられた施設です。
鹿の子遺跡で出土されたものには、竪穴式住居跡、掘建て柱建物跡、工房跡などのほか、土器、墨書土器、鉄・銅製品、瓦、漆紙文書など多数です。
奈良時代から平安時代にかけての行政や民衆の生活を知る、貴重な資料ばかりです。
これらの竪穴式住居や長屋式の竪穴住居、掘建て柱住居などを復元し、その他にも江戸時代の藁葺き屋根の直屋や曲屋などが復元されており、古代から中性期への移り変わりを見ることができます。
これらはを見学するには、入園料として大人ひとり310円がかかります。
四季折々の花を愛でる
竪穴式住居の復元など、歴史的な資料を見るには見学料が必要ですが、この施設は広大な敷地の一角が有料施設で、その他は無料で開放されています。
四季折々の花の名所で賑わう場所でもあります。
ソメイヨシノ、枝垂桜、ボタン桜とさくらの三種が500本。
6月には5万本を超えるユリの花が、山一面を覆いつくすといっても過言ではないほど。
梅雨時にはあじさいが色を添えてくれ、夏には気品高い古代蓮の花が人の目をとらえてやみません。
秋になると菊祭りと、順繰りに咲く美しい花が、ここをおとづれる人の心を和ませてくれます。
鹿の子遺跡のこと
鹿の子遺跡は、奈良時代から平安時代の集落の遺跡です。
常磐自動車道を建設工事の際、偶然に発見されたものですが、相当に大規模な集落と推測されているものの、道路工事にかかる部分のみの発掘のため、全容は今だ確認されていません。
この集落には、官衛ブロック、住居ブロック、工房ブロックに区分され、居住と工房からは漆紙の書類が出土され、当時を知る重要な手がかりになっています。
具注暦には延歴9年とあるものがあり日本最古の漆紙です。
出土された遺跡や土器・書類等から推察すると、ここは常陸の国の官衛工房ではないかといわれています。
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